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NEW2025.07.04 お知らせ

【自動車整備学科】女性整備士を目指す高校生へ!教員に自動車整備士の仕事の魅力インタビュー

女性整備士を目指す高校生へ!

当校自動車整備学科教員の安東先生に自動車整備士の仕事の魅力を聞いてみました!

Q:女性整備士を目指したきっかけは何ですか?

A:将来仕事に困らないように国家資格を取ろうと思ったことがきっかけ医療の道と悩んだのですが、一見変わった職業に就いた方が周りと違った視点で貢献できるのではないかと考え、女性ではまだ少ない自動車整備士を目指しました。

 

 

Q:女性として現場で苦労したこと、逆に強みになったことは何ですか?

A:初めはやっぱり力の面で苦労しました。ですが、それは最初の数ヶ月だけで、だんだん上手な力の使い方や適切な工具選びができるようになってきて、力がなくても早く仕事ができるようになりました。今では、力の有無は全く関係ないと自信を持って言えます!

また、強みになったことは、女性ならではの印象の柔らかさです。お客様は車に詳しくない方も多くいらっしゃいます。分からないからこそこんな事聞いてみてもいいのかなと不安に思っている方もいたり、説明を聞いて理解できないまま質問できない方も中にはいらっしゃいます。そういったお客様に、「安東さんなら質問しやすい」「分かりやすい」と言っていただけた時は女性で得をしたと感じました。

 

 

Q:なぜ専門学校の職員を選んだのですか?

A:実際に仕事をして習得した事や、乗り越えた事などを次の世代に伝えたかったからです。同時に、女性自動車整備士を増やしていけたらいいなと思っています。私自身、車の仕事=男性の仕事という不安もありましたが、実際にやってみて女性である私でも十分やっていける仕事であると実感できました。自分にもできるだろうかと思うことに対してどう乗り越えていくか、困ったときどう行動するのかなど、学生たちに乗り越える力を身に付けて卒業できるようにサポートしていきたいです。

 

 

Q:教える立場になって、やりがいを感じるのはどんな時?

A:成長を見られること、楽しいと思ってもらえることに特にやりがいを感じます。例えば最初の説明では全く理解できなかった子がふと理解できた時や、実習をするまで不安がっていた子がやってみて楽しいと伝えてくれた時などにすごく良い表情を見せてくれます。その時私も学生も一緒に乗り越えた感じがしてすごくやりがいを感じます。絶対に国家試験に合格させたいです!

 

 

Q:女性整備士を目指す人たちに伝えたいこと

A:女性整備士の割合はまだまだ少ないですが、とてもかっこいい仕事です!私たち整備士は、車を通して人々の命を守っています。お客様はみんなが車に詳しいわけではありません。お年寄りや、機械が苦手な方も多くいらっしゃいます。だからこそ、私たちの強みである印象の柔らかさが大活躍します。車へのとっつきにくさを取り払い、関心を持っていただくことで信頼関係も築けます。自分を信頼してくれるお客様が増えていくと、もっともっと仕事が楽しくなりますよ!

 

 

Q:女性に限らず、整備士を目指す中高生にメッセージを

A:ここには車の知識がゼロの状態で入学しても、学校生活を懸命に楽しく過ごしていけば、しっかり知識と技術が身につけられます。分からなくても大丈夫、不安でも大丈夫です。誰もが最初は初心者です。だからこそ私たち教員がいます。壊れた車を何でも自分で直せるようになるには、もちろん努力は必要です。でもとてもかっこいいですよね?やりたい理由はかっこいいから!で十分です!かっこいいな、やってみたいなと思ったなら、ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。実際に車に触れてみたり、作業をしてみるともっと楽しくなります。自分の好きや憧れを仕事にしてみませんか?